南三陸を応援します!

2015年07月

一年で最も暑い時期を迎える7月。中心部の嵩上げ工事が急ピッチで進む。10メートル超の盛土が埋め尽くし、道路が刻々と姿を変え、海沿いには防潮堤が目立ち始める。この土の上に新たな商店街が軒を連ね、新たな町づくりが始まる。同時進行で行われている宅地開発は未だ先である。

 

南三陸を応援します!

2015年06月

初夏、南三陸は最高の季節を迎える。真っ青な空に透きとおる海、ひんやりと吹き抜ける潮風。車窓を全開にし海岸線を駆け抜ける人々。内湾に響き渡る若者たちの声。まるで避暑地のような心地良さに生ウニとホヤが彩りを添える。5年目の夏、解き放たれた季節に町が一斉に活気づく。



南三陸を応援します!

2015年05月

南三陸内湾に浮かぶ無人島。そこには200種以上の植物が生育し学術的希少性がきわめて高い。天然記念物に指定されたその島には驚くほど神秘的な光景が広がる。葉と葉が重なり合う事なく空を区切るタブノキ。それはまるで光を奪い合う事なく寄り添えと人間に語りかけているようだ。

 

南三陸を応援します!

2015年04月

震災から丸4年が過ぎた4月、ボランティアの拠点となっていたセンターが閉鎖、その幕を閉じた。中心部の盛土工事も加速し、町はまるで巨大な壁に囲まれているかのようだ。まだまだ冷たい潮風を浴びながら港近くを横切ると、防潮堤の姿も見え隠れする。道路すら日々刻々と方向を変える。



南三陸を応援します!

2015年03月

震災から丸4年を迎える3月、あの日の記憶が蘇る。4年の月日が流れた南三陸町では山々が削り取られ10m級の盛土が町を覆い尽くす。道路は次々と進路を変え、おびただしい数の工事車両が行き交う。巨大工事の行き着く先が正しい町の再生へと繋がるのか、まだ誰も分からない。

 

南三陸を応援します!

2015年02月

南三陸の海を囲む壮大な山々。ここで生育する南三陸杉が今全国の注目を集めている。独特の淡いピンク色を放つ杉は海からの潮風と独特の土壌が造り出す珍しい杉だという。空気清浄力に優れ、勇気物質を放出するスギは内装に使用することで様々なリラックス効果を生むと言われている。


南三陸を応援します!

2015年01月

新しい年を迎えた2015年、南三陸では嵩上げ工事が急ピッチで進んでいる。防災対策庁舎前を流れる川の向こう側、港まで続く一帯に10メートルの盛土が続々と積み上げられている。2017年にはこの場所に新しい商店街が生まれる。もうすぐ震災から4年、少しずつ前に進む姿を実感する。

 

南三陸を応援します!

2014年12月

12月、南三陸では旬の海産物が一斉に最盛期を迎える。牡蠣、ホタテ、イクラ。極寒の冬にしか味わえない海の恵み。そして今年、町内11店舗で提供される「キラキラいくら丼」が第一回全国丼グランプリご当地部門で金賞を受賞。小さな港町の味が全国に認められた嬉しい出来事である。



南三陸を応援します!

2014年11月

11月、南三陸では牡蠣の最盛期を迎える。震災で壊滅的な被害を受けた三陸名産のカキは、見事なまでに成長している。リアス式の独立閉鎖された地形だからこそ、山々に注いだ雨水がミネラルとなって内湾に流れ、栄養豊富な海水を造り出す。三陸の海がまた元気を取り戻し始めている。

 

南三陸を応援します!

2014年10月

10月、南三陸は東北特有の冷たい秋の匂いに包まれる。潮風が吹き抜け、木々が一斉に色づき、やがて中心部を流れる川では秋鮭の遡上が始まる。そして後を追うようにまた長い長い冬が始まる。鮭の水揚げ宮城県一を支えるこの川も復興整備によっていずれ姿を変えることになるだろう。



南三陸を応援します!

2014年09月

北国の短い夏が過ぎ去って行く。被災した南三陸町中心部は嵩上げ工事が進み、所々に巨大な盛土が目立つ。中心部を迂回するように国道が整備され、かつての景観が急激に変わり始めている。およそ一年後には、ここから見る景色のほとんどが茶色い土の中に姿を消す事になる。

 

南三陸を応援します!

2014年08月

東北の港町に短い夏が訪れる。7月の終わりに行われた「夏祭り」では、震災後ようやく復活した海からの打ち上げ花火が夜空を彩り、子供達の歓声が港に響き渡った。つかの間の夏を迎えた南三陸町では、様々なイベントが開催され、一年で一番活気に満ちた念願の季節がやってくる。



南三陸を応援します!

2014年07月

7月、南三陸は海産物一色に変わる。三年を経て復活した名産のホヤも最盛期を迎え、町内にある11店舗の飲食店には一年で最も人気の「キラキラうに丼」を楽しもうと県外から観光客が押し寄せる。年間23万人の来客数を誇る「南三陸さんさん商店街」は被災地一の仮設商店街となった。 

 

南三陸を応援します!

2014年06月

6月、短い夏を目前に南三陸は心地よい季節を迎える。咲き始める花々、人々の笑い声。ようやく暖かくなった港町に、何とも心地よい潮風が吹き抜ける。ウニ、ホヤなど名産の海産物も食べごろを迎え、港も一気に活気づく。今しか味わえない、そんな目と舌に嬉しい季節が到来した。 



南三陸を応援します!

2014年05月

販売するモノも何もなかった震災直後の2011年4月、全国の商店街からの支援で始まった「南三陸福興市」が5月で35回目を迎える。毎月最終日曜日に開催されるこのイベントには、現在も全国各地から沢山の商店主達が集まり、人々の笑顔が溢れ、南三陸と全国を繋ぐ架け橋になっている。

 

南三陸を応援します!

2014年04月

4月、長く厳しい冬がようやく終わりを告げ、被災地にも桜の季節がやってきた。狭い仮設住宅から抜け出し、外で走り回る子供達の笑い声が聞こえる。再び長い冬を迎えるまで、南三陸町では様々なイベントが開催される。どんなに苦しくとも春は訪れ、花が咲き、自然が生きる力をくれる。



南三陸を応援します!

2014年03月

震災から三年を迎える3月、南三陸町では盛土工事が本格的に進んでいる。空高く積み上げられた土、重機の音、工事車両が行き来する光景。不思議とかつての町並みを思い出す。潮風の匂い、家々と寄り添う商店、津波によって破壊された長閑な港町の風景が劇的に変わろうとしている。

 

南三陸を応援します!

2014年02月

復興へのシンボルのひとつである「南三陸きりこアートプロジェクト」が第6回ティファニー財団賞伝統文化奨励賞を受賞した。ニューヨーク・ティファニー本社で行われた授賞式では伝統的なキリコ文化を現代的に解釈し、記憶の継承と精神的支柱を担うツールとして高く評価された。




南三陸を応援します!

2014年01月

震災からもうすぐ三年を迎える冬、潮風が吹き抜ける極寒の南三陸は、ひっそりと静まりかえる。観光客の足が途絶え、我々は底抜けの明るさと強さで長い長い東北の冬を耐え抜く。踏みしめる雪の音を聞き、凍てつく潮風を感じ、今年もまた復興へ向け少しずつ歩み始めよう。


 

南三陸を応援します!

2013年12月

今年もまた長い冬の始まりと共にイクラの季節が始まった。「南三陸キラキラいくら丼」南三陸町内の飲食店11店舗が腕によりをかけて提供するイクラづくしの丼は、もはや三陸を代表するグルメとなっている。イクラが水揚げされる2月後半まで南三陸町の各店舗で楽しむ事ができる。



南三陸を応援します!

2013年11月

南三陸では被災した線路をバス専用道路として再利用したJR東日本「BRTバス」の運行が本格的に始まった。仙台駅と気仙沼駅を結ぶJR気仙沼線、消失した路線と従来の路線を繋ぐ重要な役割を果たす。中でも海を望む陸橋の絶景は南三陸の一部の区間でしか見られない景観となっている。

 

南三陸を応援します!

2013年10月

嵩上げ工事が始まった南三陸町中心部では、店舗跡地に設置され店主の想いがデザインされた「きりこボード」の移設が続々と行われている。次々と姿を消す以前の町並みを忘れまいと、ボードにはQRコードが印字され、読み込むと震災前の店舗画像とその歴史を知る事ができる。



南三陸を応援します!

2013年9月

9月、震災から2年半を迎える南三陸では子供達の体験型プログラムが本格的に始動している。仮設商店街横に新しく建設された「南三陸ポータルセンター」では、子供達が伸び伸びと学べるイベントの他、震災を語り継ぐ様々な企画が用意され、次世代に残すべき新たな試みが始まる。  

 

南三陸を応援します!

2013年8月

8月、南三陸の短い夏がピークを迎える。海鳥の声が響き渡り、心地よい潮風が磯の香りを運んでくる。もうすぐ震災から二年半が経とうとしている。土地の嵩上げ工事が始まり、重機の音が町中に響き渡る。一息つき高台から町を見下ろすと何かが少しずつ変わり始めている事に気づく。



南三陸を応援します!

2013年7月

7月27日(土)南三陸さんさん商店街の隣地を利用し「志津川湾夏祭り福興市」が開催される。地元商店街の他、全国各地の商店街が出展し被災地の夢をのせた「南三陸夢メッセージ花火」も同日開催。南三陸の夏の夜空を彩る。翌日も毎月恒例の南三陸福興市が行われ、二日間に渡り被災地が賑わいを取り戻す。
 

南三陸を応援します!

2013年6月

5月25日、イースター島から南三陸町にモアイ像が寄贈された。天然記念物に指定され門外不出のモアイ像が国を越える事は極めて珍しい。それを動かしたのは現地の石工の日本への強い想いだった。モアイは島の石を使い、島の人々の手によって掘られ瞳をつけられてこそ「マナ」が宿る本物のモアイとなる。